アイドル猫「サンカク」

多頭飼育崩壊のお宅からのSOSで、うみねこにやってきました。

当初は地域猫として、去勢手術をした後、自宅周辺に居着いてもらい、管理しておりましたが、体調を崩し倒れてしまった事をきっかけに、うみねこシェルター八幡の施設内に保護しました。

危篤状態から脱し、在籍の25匹の元野良猫たちと一緒に、共同生活を送っております。

あの有名な猫写真家さん、岩合さんにも写真を撮っていただきました。

とっても性格の良い、男の子。

まだまだ元気で居てほしいものですね。

殺されるために生まれて来た訳じゃないよ。そんな悲しい事がこれ以上増えないために、私たちは活動しているのです。

野良猫の生活環境は過酷そのものです。

猫は元々暖かい国の原産で、寒さが極端に苦手です。

人間が思うほど、外の生活は楽ではありません。

命を襲う外敵、病気、怪我、寄生虫、虐待、食べ物も十分ではない外の生活。

冬を越せず亡くなる子はとっても多いです。

命懸けでのお産をしても、すぐに病気や外敵に捕らえられ死んでしまったり、殺処分の対象になったりと、とても過酷です。

ペットして飼われている犬や猫、そして、私たちとも同じ命です。

せめて、今いる猫ちゃんを見守り、新しい命を産ませないようにするのが、今の時代で最も優しい対策なのではないでしょうか。


私たち「うみねこシェルター八幡」では、飼い主のいない猫の去勢避妊手術をして、元いた場所に戻す、TNRの活動をしているボランティアグループです。

自腹活動なので、みんなで協力して頑張っております。

賛同していただけましたら、是非ご寄付もお願いいたします。

当シェルターのTNR活動は、どうぶつ基金の無料チケットを利用させて頂いたり、完全自費で行われたりと、ケースバイケースです。


八幡区内での活動を主にしておりますが、まだまだ放し飼いが原因で、野外繁殖が見られる地域もあります。

少しずつですが、どうぶつ基金さんの無料チケットも活用させていただき、野良猫を増やさない、殺処分をゼロにする、という目標に近づけるよう、頑張って参ります。


お応援宜しくお願いいたします。


うみねこシェルター八幡 代表 浜野和子

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